対馬アートファンタジア2018

対馬アートファンタジア2018展示会期: 2018/08/25(土) 〜 2018/09/30(日)展示会場:【対馬市厳原町内各所】対馬・アートセンター、旧対馬市久田小学校内院分校、半井桃水館他
入場料:無料
主催:対馬アートファンタジア実行委員会
後援:長崎県、長崎県教育委員会、対馬市、対馬市教育委員会、対馬市商工会、一般社団法人対馬観光物産協会、九州郵船株式会社、 株式会社親和銀行・対馬支店、株式会社コミュニティメディア( 対馬市 CATV:指定管理者)
協力:TOTATOGA、WATAGATA Arts Network、NPO 対馬郷宿、 NPO 法人コミュニティコミッション、公益財団法人泉美術館、広島市立大学芸術学部彫刻研究室
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団、ママ基金

 
(参加アーティスト)*アーティストの情報は2018年のものです。
・イナ・クゥオン/Ina Kwon/권 인아
・伊東敏光/Toshimitsu Ito/이토 토시미츠
・入江早耶/Saya Irie/이리에 사야  ※
・うらあやか /Ayaka Ura/우라 아야카
・大塚 諒平/Ryohei Otsuka/오오츠카 료헤이
・キム・ドキ /Doki Kim/김덕희
・黒田大祐/Daisuke Kuroda/쿠로다 다이스케
・小林耕二郎/Kojiro Kobayashi/코바야시 코지로
・志水児王+飯田博之/Jio Shimizu+Hiroyuki Iida/시미즈 지오+이이다 히로유키
・ジョン・ソンハ/Jung, Seung-hwa/정승화
・ジョン・マンヨン/Manyoung Jung/정만영
・園田昂史/Takashi Sonoda/소노다 타카시
・張小船/Boat Zhang Xiaochuan/보트 챵 샤오촨
・七搦綾乃/Ayano Nanakarage/나나카라게 아야노 ※
・西松秀祐/Shusuke Nishimatsu/니시마츠 슈스케
・ノ・ヨウン/Noh yeo-woon/노여운
・パク・ミンギョン/Park, Min-kyeong/박민경
・潘逸舟/Ishu Han/한 이슈
・丸橋光生/Mitsuo Maruhashi/마루하시 미츠오
・三原聡一郎/Soichiro Mihara/미하라 소이치로
・山内光枝/Terue Yamauchi/야마우치 테루에
・山本糾/Tadasu Yamamoto/야마모토 타다스
・ヤン・クラ/Yangkura/양쿠라
・吉田和生/Kazuo Yoshida/요시다 카즈오
 
※過去作の展示を予定
 
 
 
 


イナ・クゥオン/Ina Kwon/권 인아

ina

〈 ”Wer sich nicht bewegt, spürt die Fesseln nicht” [Who does not move, does not notice the chains]〉  2016

1980年ハンブルグ(ドイツ)生まれ、現在はベルリン在住。グラフィックデザインとヴィジュアルアーツが活動分野であり、大学卒業後にはビルバオ(スペイン)、ヤンファンアイクアカデミー(オランダ)に所属し調査研究活動を行なった。リサーチを重ね、グラフィカルなマップや映像に転化してみせ、都市の史実やその痕跡を浮かび上がらせる手法をとる。

 


伊東敏光/Toshimitsu Ito/이토 토시미츠

伊東敏光

〈「オソレシマ」と「コンペイトウの森」のある内院の教室〉 木/2016 (撮影:山本糾)

1959年 千葉生まれ。1987年 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。現在、広島市立大学芸術学部教授。近年は風景をテーマとした「風景彫刻」の確立を目指し、様々な角度から風景を立体表現するための方法論を模索している。近年の主な展覧会に、「瀬戸内国際芸術祭2016」香川県小豆島町、「アートフェア東京2016」東京国際フォーラム ホールE、「伊東敏光展」ギャラリーなつか(東京)/2016、「対馬三景 伊東敏光展」橘画廊(大阪)/2015、「KIAF 2015 / ART SEOUL」COEX Hall(韓国・ソウル)/2015、「LA ART SHOW 2015」ロサンゼルス コンベンションセンター/2015 など。

 

 


 

入江早耶/Saya Irie/이리에 사야

〈ベンテンダスト〉 消しゴムのかす、掛軸/2014(撮影:山本糾)

1983年、岡山県生まれ。消しカスを用いた立体や牛乳石鹸を牛の 形に彫刻するなど、日常の事物をメタモルフォーゼさせる作品を手がけている。
主なグループ展に「Hyper Japanesque」(Jendela Vis ual Arts Space/シンガポール、2016)、「瀬戸内国際芸術祭2016」 (小豆島、2016)、主な個展に「Metamorphosis」(MICHEKO GALER IE/ミュンヘン•ドイツ、2015)、「Every popular thing is beautiful」 (ICN Gallery/イギリス・ロンドン、2013)、「資生堂アートエッグ」 (資生堂ギャラリー、2012)など。

うらあやか/Ayaka Ura/우라 아야카

うらあやか〈〇〇が通り抜けてゆく/ビーズネックレスがほどけて〉参加型パフォーマンス2016(撮影:Hako Hosokawa)

〈ビーズのネックレスがほどけて〉 参加型パフォーマンス/2016 (撮影:Hako Hosokawa)

1992年神奈川県生まれ、 2015年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。 パフォーマンス、映像、文章、など様々な方法によって、 相反する物事を反転若しくは攪拌する装置としての美術作品を目指 す。主な個展に The body dances freely(東京、Art Center Ongoing)、 主なグループ展にTERATOTERA2017(東京、 三鷹駅周辺)、引込線2017(埼玉、 旧所沢市立第2学校給食センター)等がある。


大塚 諒平/Ryohei Otsuka/오오츠카 료헤이

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〈スクラップス アンド ビルド〉

1992年東京都生まれ、在住。 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、 同大学大学院美術研究科修士課程修了、 同大学大学院美術研究科後期博士課程在籍。彫刻、演劇、 絵画等の領域を横断するインスタレーションを発表している。 人間の所在や領域に関心があり、 世界と身体の関係性を様々な素材やメディアを扱い視覚化する作品 を制作している。主な展覧会に、「2074、夢の世界」東京藝術大学大学美術館、 個展に、「スクラップス アンド ビルド」東京藝術大学学生会館ギャラリー(東京)等がある。​​​​


キム・ドキ/Doki Kim/김덕희

キム・ドキ 1

〈Decomposition〉 発光ダイオード、国旗/2017 (撮影:山本糾)

1980年 釜山生まれ。東京芸術大学美術学部及び同大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。物質とエネルギーの相互作用に興味を持ち、主に光や熱など非物質的な素材を用いたインスタレーションを行う。近年の展覧会に「低く高く狭い部屋」ギャラリーグルジ(ソウル)/2017、「Island」旧日本銀行広島支店(広島)2017、「対馬アートファンタジア2016」対馬市 など。


黒田大祐/Daisuke Kuroda/쿠로다 다이스케

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〈花園に遊ぶもの/水母の風〉 扇風機、内院の土、セメント、木、造花、花柄の布/2017  (撮影:山本糾)

1982年 京都府福知山市生まれ。2013年 広島市立大学大学院芸術学研究科総合造形芸術専攻(彫刻領域)修了。橋本平八「石に就て」の研究で博士号取得。広島在住。「チームやめよう」の主宰。近年の展覧会に、「不在の彫刻史」TOKAS本郷、(東京)、「東アジア文化都市2016奈良 奈良町アートプロジェクト」奈良町東城戸町会所(奈良)、「瀬戸内国際芸術祭2016」小豆島町(香川)、個展「透明な風景」札幌国際芸術祭SIAFラボ(北海道)/2016、「ヨコハマトリエンナーレ2014連携企画 BankART Life4 ー東アジアの夢ー」BankART Studio NYK(神奈川)、「対馬アートファンタジア」対馬市/2011-2017 などがある。最近は、「不在の彫刻史」と題した東アジアの近代彫刻史のリサーチを基にした制作を展開している。


小林耕二郎/Kojiro Kobayashi/코바야시 코지로

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〈 CONCAVE 〉                                                                    2016(撮影:若林勇人)

1975年、滋賀生まれ。金沢美術工芸大学彫刻科卒業。多摩美術大学大学院美術研究科修了。個人及びアーティストユニット「構想計画所」として活動。
個人としての主な展覧会に、個展 動ブツたち(gallery COEXIST-TOKYO、 2017 )、個展 動ブツたち動く(gallery COEXIST-TOKYO、 2017 )、オープンシアター2017 ( KAAT神奈川芸術劇場、 2017 ) 等がある。一つの行為を繰り返すことから、その話の続きをつくることに取り組んでいる。構想計画所としての主な展覧会に想像力の転回 (gallery Hashimoto、2018)、引込線2017  (旧所沢市立第二給食センター、2017) 、TRANS ART TOKYO (千代田区神田旧長島ビル2F、2016)、第18回岡本太郎現代美術賞展 (川崎市岡本太郎美術館、2015)、雑木林を巡る哲学と美術の出来事 (小平市中央公園雑木林、2014)などがある。


志水児王+飯田博之/Jio Shimizu+Hiroyuki Iida/시미즈지오+이이다히로유키

志水アンド飯田

〈 Decay music Tsushima 〉                           2018

 

志水 児王 略歴

東京生まれ。広島県・埼玉県在住。東京藝術大学美術学部大学院修了。1994~2006年、レーベル「WrK」に参加。2008年度文化庁新進芸術家海外研修制度。2008~2010年コペンハーゲン在住。広島市立大学芸術学部准教授。主な展覧会に、「六本木クロッシング」森美術館(東京/2004)、「釜山ビエンナーレ2008」釜山市立近代美術館(釜山/2008)、 「日本のサウンドアート」ロスキレ現代美術館(コペンハーゲン/2011)、「Elements」Misa Shin Gallery(東京/2012)、「オープンスペース2014」NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東京/2014-2015)、「Re-actions」三菱地所アルティアム(福岡/2017)、 第21回文化庁メディア芸術際 国立新美術館 (東京/2018)など。

 

飯田博之 略歴

長野県生まれ  東京藝術大学絵画科油画専攻卒業(1992)
主な展覧会・サウンドワークに「Stealth TV」個展 ギャラリーキゴマ(1996)、「E.M.I.document of YUKARIGAOKA Line」CD WrK004cd WrK compilation(1996)、 「BPM60」飯田博之・「grainness」飯田博之+富永敦 CD WrK006cd (1997)、「untitled」CD WrK V229 V2_Archief オランダ(1999)、「A-PreMIDI」 個展 ギャラリー覚(2004)、志水児王とのコレボレーションワーク「Decay Ensemble Music」ギャラリーミヤウチ(2017)など

 


ジョン・ソンハ/Jung, Seung-hwa/정승화

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1989釜山生まれ。東義大学美術学部彫刻専攻修了。同大学修士課程修了。古いものや捨てられたものを分解し、再構築することに興味を持つ。多種多様な視覚的なメディアを駆使したインスタレーションを展開。近年の主な個展に「ユートピア」ラウムアートスペース(釜山)/2017、「island」ギャラリービオトップ(済州)/2017,「自己検閲」スペースダッツ(釜山)/2015、2人展に「今、この場に、我々はいいのか」ギャラリーレ(釜山)/2017、グループ展に「アートスクゥアットプロジェクト」(蔚山)2017、「青年海を詠む」チュンザアートギャラリー(釜山)/2017、「私も済州に住みたいー済州探査隊」ビオトップギャラリー(済州)/2017、「Under35」ササンインディステーション(釜山)/2016など。

 

 


ジョン・マンヨン/Manyoung Jung/정만영

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〈波船-地球の模様〉 杉、テグズ、振動スピーカー(インスタレーション)/2017  (撮影:山本糾)

1971年 南海生まれ。釜山大学芸術学部美術学科彫刻専攻卒業、2010年 東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。サウンドインスタレーションアーティスト。主にフィールドレコーディングで現場の音を採集し、新しい場所で音とその発生源となる物をつないで、空間と音を再構成する作品を制作している。近年の個展に「回折Diffraction」 O’Newwall-E’Juheon(ソウル)/2016、グループ展に「平昌ビエンナーレ2017」緑都市体験センター(江陵)、「ArtShowBusan2014, Art Accent」 BEXCO(釜山)/2016、「Soundscape of Bukchon」コリアンカルチャーセンターロンドン、ベルリン、ブリュッセル/2015、「昌原彫刻ビエンナーレ2014」馬山ドッソム、八角亭(昌原)、「智異山アートプロジェクト2014」シルサンサ(南原)、「ASYAAF 2014, New Drawing 」文化駅284(ソウル )など。


園田昂史/Takashi Sonoda/소노다타카시

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〈葉の成り行き〉                          ビデオ(90min)/2015

1989年生まれ、熊本出身。広島市立大学大学院芸術学研究科博士後期課程総合造形芸術専攻満期退学。変身という手法を用いて作品を制作。身体を介しながら、自然を捉え直し、それらへの新たな視点や繋がりを創り出すことを試みている。

主な展覧会歴に、「カウンターシェード」個展(広島芸術センター、広島、2018 )、「菊池アートフェスティバルvol.2」(竜門小学校、熊本、2017 )、「DMZ(非武装地帯)芸術祭」(ハッチョン、韓国、2017)、「益城町にアートがやってきた 熊本ゆかりのアーティスト作品展<熊本のこころとかたち>」(犬飼記念美術館、熊本、2017)、「対馬アートファンタジア2017」(銀行ショーウィンドー、対馬市厳原町、長崎、2017)、「ハチのハナ ハナのハチ – Wechselwirkung」(ギャラリー交差611、広島、2017)、「第2回博多阪急秋の学園祭」(博多阪急1階、福岡、2016) 、「子猫を一匹飼っている 새끼 고양이를 한 마리 기르고 있다」(Space Dot、広域市中区40階段道10 3階、釜山、2016)などがある。

 


張小船/Boat Zhang Xiaochuan/보트 챵 샤오촨

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〈 I Feel Your Pain Material 〉                      写真/2014
 

上海と日本を拠点に活動するアーティスト。ロンドン大学ゴールドスミス校(修士)卒業。アートが日々の習慣をどう扱えるか、また、慣れてしまっている物事をほんの少し変えることで、既存のアイデア、ルール、型、規範を再考し、疑いを抱いてみることに興味がある。美術館やギャラリーの代わりに、公共空間で作品を展開することを好む。その作品は主に、個人的な関係や、身体、映像、テキスト、プロセス、および場所の固有性に基づく。ライティングも行い、ビジュアルの分野の中で、言語/テキストを観察している。イギリス、日本、中国で作品を発表している。日本でさっぽろ天神山アートスタジオ国際公募プログラム(2016)、さっぽろアートステージ芸術祭(2016)、「Island」旧日本銀行広島支店(2017)、対馬アートファンタジア(2016、2017)、東京Art Center OngoingのOngoing AIR AWARD(2018)に参加。日本のアーティストグループチームやめよのメンバーです。


七搦綾乃/Ayano Nanakarage/나나카라게 아야노

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〈rainbows edge Ⅵ〉(手前) 他                   樟/2017

1987年 鹿児島生まれ。枯れゆく自然物をモチーフに木彫作品を制作している。主な展覧会に「アペルト08 七搦綾乃」(金沢21世紀美術館、2017)、「Mid Town Art Award 2017」(Mid Town、東京、2017 / 準グランプリ)、「Bank art U35 七搦綾乃」(BankART1929、横浜、2017)「Cosa c’è? −形の根拠を探して−」(GALLERIA DISEGNO、マントヴァ、2017)、「第10回 shiseido art egg」(資生堂ギャラリー、東京、2016)、「特別Gセレクション Cos’è l’Arte?【Prologo】 −confine−/なにがアートなの?【序章】−境界−」(ギャラリーG、広島、2016)、「対馬アートファンタジア」(長崎県対馬市、 2013〜2016)、「Island」(Space DOT 、釜山、韓国、2015)など。


西松秀祐/Shusuke Nishimatsu/니시마츠슈스케

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〈スーパーマーケットの小さな惑星〉 土 (スーパーマーケットの野菜に付着していたもの) / テキスト 75 mm/2015

 

※近日中に略歴アップ致します。


ノ・ヨウン/Noh yeo-woon/노여운

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〈쉬어가다〉 油彩/2016

 

※近日中に略歴アップ致します。

 


パク・ミンギョン/Park, Min-kyeong/박민경

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〈Efficient and modern arranged life〉 インスタレーション/2018

1993年釜山生まれ。釜山大学美術学科洋画専攻卒業、釜山を拠点に活動している。絵画やインスタレーション、映像などさまざまな表現手法を用いて、日常の裏に隠されている二面性について表現している。近年の主な個展に「紫色地点_場所の探求」スペースマンドク(釜山)/2018がある。またグループ展に「風の跡美術館招待展<9人9色展>風の跡美術館(南海)/2018、ギャラリーのルカス・企画展「新感覚展」ギャラリー・ルーカス(順天)/2017, 「釜山愛、若手作家プロジェクト2017」ギャラリーウルスクト(釜山)2017,「釜山美術大学優秀卒業作品招待展」ジョンジュンホギャラリー(釜山)2017、「ENCORE」釜山大学アートセンター(釜山)2016など。

 


潘逸舟/Ishu Han/한 이슈

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〈not ocean〉 ビデオ/2016

1987年 中国上海生まれ。2012年 東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。社会と個の関係の中で生じる疑問や戸惑いを、自らの身体や身の回りの日用品を用いて、映像作品、インスタレーション、写真、絵画など様々なメディアを駆使しながらも、真伨に、時にユーモアをも交えながら表現する。近年の主な個展に「The Drifting Thinker」MoCAパビリオン(上海)/2017、「雲の下で」広島芸術センター(広島)/2016、「As far as I know」ARATANIURANO(東京)/2016、「隣り合う記憶」international studio & curatorial program(ニューヨーク)/2015 など。グループ「ESCAPE from the SEA」National Visual Arts Gallery(クアラルンプール)/2017、「Local Prospects 2」三菱地所アルティアム(福岡)/2016、「Sights and Sounds: High- lights」ジューイッシュ・ミュージアム(ニューヨーク)/2016 など。


丸橋光生/Mitsuo Maruhashi/마루하시 미츠오

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〈ささやかな衝突〉 高解像度モニタ、映像、本/2017

1982年生まれ。2008年 広島市立大学芸術学部彫刻専攻卒業。2010年 広島市立大学大学院博士前期課程彫刻専攻修了。最近は人間の視覚をテーマに、透明フィルムにピンボケの写真を印刷した作品や、高解像度液晶モニタを使った作品を制作している。近年の主な展覧会に「テレポーティング・ランドスケープ」(アートギャラリー・ミヤウチ、広島、2017)、「Gorgissimo!」Réunion(チューリッヒ)/2015、「TSUSHIMA ART FANTASIA in BUSAN」Catoric Center Gallery(釡山)/2015、「SUNDOWNER」CIRCUIT21(テキサス)/2014、「GAMEX」在メキシコ日本大使館(メキシコシティ)/2014 など。


三原聡一郎/Soichiro Mihara/미하라 소이치로

対馬ー三原聡一郎+3

〈想像上の修辞法/imaginary rhetoric〉 2016、水、木、金属、モータ、制御回路、電子/2016 (撮影:山本糾)

世界に対して開かれたシステムを芸術として提示しており、音,泡,放射線,虹,微生物,苔、電子、気流、土などの物質や現象の、芸術への読みかえを試みている.2011年より,テクノロジーと社会の関係性を考察するために空白をテーマにしたプロジェクトを国内外で展開中.滞在制作として北極圏から熱帯雨林、軍事境界からバイオアートラボまで、芸術の中心から極限環境に至るまで、これまでに計8カ国10箇所を渡ってきた.近年の主な個展に「空白に満ちた場所」(クンストラウム・クロイツベルク/ベタニエン,ドイツ,2013/京都芸術センター,2016),グループ展に「科学と芸術の素」(アルス・エレクトロニカ・センター,オーストリア,2015–16),「サウンドアート——芸術の方法としての音」(ZKM,ドイツ,2012)など.共著に「触楽入門」(朝日出版社、2016).その他,アルス・エレクトロニカ,トランスメディアーレ,文化庁メディア芸術祭などで受賞.また故三上晴子作品の保存修復に携わっている。

 


山内光枝/Terue Yamauchi/야마우치테루에

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〈Kabugwas カブグァス〉             6’39″ Full HD Video, Sound/2016
 

1982年、福岡生まれ。2006年ロンドン大学・ゴールドスミスカレッジBAファインアート卒。2013年済州島・ハンスプル海女学校卒。2015年文化庁新進芸術家海外研修制度、2016年国際交流基金アジアフェローシップにて、フィリピン・ミンダナオに滞在。海に引き出される人間の営為や生命観を様々な方法で表現し、国内外で発表している。近年の主な展覧会に「対馬アートファンタジア」(長崎県対馬市、 2015)「MAGBAHA-O」(ダバオ・フィリピン / マティーナアプラヤ・バジャオコミュニティ、2016)「19th DOMANI 明日展」(東京 / 国立新美術館、2017)「欧州文化首都パフォス」(キプロス共和国 / アポティケスギャラリー、2017)「水と土の芸術祭2018」(新潟市、2018)がある。


山本糾/Tadasu Yamamoto/야마모토 타다스

何も変えてはいけない

〈何も変えてはいけない〉 ゼラチン・シルバー・プリント/2016

1950年 香川生まれ。大型カメラで、写真で世界を記述することの可能性を探求してしている。主な展覧会に「何も遮るもののない場所」ギャラリー・ハシモト  (東京)/2016、「対馬アートファンタジア」対馬市/2014ー16、「光・水・電気」ギャラリー・ハシモト(東京)/2013、「光・水・電気」豊田市美術館 /2012、「第一回所沢ビエンナーレ ”引込線”」所沢市/2009 など。


ヤン・クラ/Yangkura/양쿠라

Izuhara
 〈Mono, Tsushima&Korea〉 ocean trash, 4x3x3m, performance/2017
ヤン・クラ韓国ソウル生まれ。中央大学、同大学院彫塑科を卒業。現在、中央大学彫塑科で講義や、様々な国でアーティストとして活動。ヤン・クラは、日常の中で気に留められることのない捨てられた物やイメージを再解釈することによって、今の時代を反映した作品を発表しています。作品によって、都心の日常では疎外されがちなテーマである「生態系、環境、自然」について鑑賞者が関心を持つように促し、さらに芸術によって現代の環境汚染問題を提示し、解決策を模索しています。彼は様々な分野の人々との協力が重要であると考え、環境団体、科学技術と芸術家との間で協力することによって、より簡単に、様々な人々から共感を得ようとします。彼は同じコンセプトでドイツ、アブダビ、カンボジア、日本など多くの国で、様々な方法で作品を披露しています。 
 

吉田和生/Kazuo Yoshida/요시다 카즈오

吉田和生

〈Air Blue〉 ピグメントプリント/2014

吉田和生 1982年兵庫県生まれ、東京都在住。2004年滋賀県立大学人間文化学部生活文化学科卒業。主に写真や映像を用い、イメージに内在する指標を収集、操作、再構築することで、思弁的な情報空間の立ち上げ、現代における視座の可能性を探る。主な展示に「姿勢制御」(Kalasatama Studio Building、ヘルシンキ、2017)、「自然と人間:グロスに見渡すメディア芸術」(北海道立釧路芸術館、北海道、2014)、「写真の境界ー Boundaries of Photograph」(横浜、横浜市民ギャラリーあざみ野、2014)、「メディウムの条件」(HAGISO、東京、2014)、「Picturing Plants – 植物のイメージ」(群馬県立近代美術館、群馬、2013)、など。 2018年11月より、ソウル市立美術館でのグループ展に参加。