参加アーティスト


入江 早耶 / Saya Irie

入江早耶 ヴィーナスファンデーション

ヴィーナスファンデーション / 2013

1983年、岡山県生まれ。消しカスを用いた立体や牛乳石鹸を牛の 形に彫刻するなど、日常の事物をメタモルフォーゼさせる作品を手がけている。
主なグループ展に「Hyper Japanesque」(Jendela Vis ual Arts Space/シンガポール、2016)、「瀬戸内国際芸術祭2016」 (小豆島、2016)、主な個展に「Metamorphosis」(MICHEKO GALER IE/ミュンヘン•ドイツ、2015)、「Every popular thing is beautiful」 (ICN Gallery/イギリス・ロンドン、2013)、「資生堂アートエッグ」 (資生堂ギャラリー、2012)など。

 


伊東敏光 / Toshimitsu Ito

伊東敏光 海流の島

海流の島/ 2015

1959年千葉生まれ。1987東京芸術大学大学院技術研究科彫刻専攻修了。現在、広島市立大学芸術学部教授。近年は風景をテーマとした「風景彫刻」の確立を目指し、様々な角度から風景を立体表現するための方法論を模索している。
近年の主な展覧会として、「対馬三景 伊東敏光展」(大阪 / 橘画廊 2015)「LA ART SHOW 2015」(ロサンゼルス コンベンションセンター 2015)CHINA INTERNATIONAL EXHIBITION(北京 / 国家会議センター)


大橋博 / Ohashi Hiroshi

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pillow talk/ 2009

1967年 群馬県生まれ。主な展覧会に「Flower Garden」(WadaFine Arts/東京、2015) 「中之条ビエンナーレ」(四万エリア・伊参エリア、2015)「会津アートプロジェクト」(旧黒河内医院、2015)、My Humble House/台北、2010「drops」(H.C.A.S/マイ
アミ、2006)、 「岡本太郎現代芸術大賞展」(川崎市岡本太郎美術館、2003)などがある。


鎌田友介 / Yusuke Kamata

鎌田 友介 D Construction Atlas

D Construction Atlas/2014

1984年神奈川県生まれ。2013年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。建築や産業などの近代史のリサーチを元に美術と建築の領域を横断する作品を制作している。
主な個展に「D Construction Atlas」京都芸術センター(京都)2014,「クリテリオム86」水戸芸術館(茨城)2013,「Dimension Distortiton Destruction」(資生堂ギャラリー/東京 2012),などがある。


加茂昂 / Akira Kamo

加茂昂 事象と心象のドキュメンタリー

事象と心象のドキュメンタリー/2015

1982年東京都出身。2008年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業し、2010年に東京大学大学院絵画研究科修。「絵画」と「生き延びる」ことを同義に捉え、心象や事象を織り交 ぜ「私」と「社会」が相対的に立ち現れてくるような絵画作品を制作する。
主な個展に(【絵画】と【生き延びる】island MEDIUM東京 2012)(「逆聖地」橘画廊 大阪 2016)。主なグループ展に「航行と軌跡」 国際芸術センター青森 2015)などがある。


キム・ドキ / Doki Kim

キム・ドキ  Bardo 2008

Bardo/2008

1980年、釜山生まれ。2001年に渡日。東京芸術大学美術学部及び同大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。卒業後、日本のディスプレイ会社でデザイナーとして5年間勤務した後、2014年帰国。現在は釜山に在住しながら多方面で活動中。
物質とエネルギーの相互関係に興味を持ち、主に熱や光などの素材を用いて空間の中で現れる非物質的現象を作品化している。


キム・ボッキョン/Bokyong Kim

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予見された風景/2014

11974年釜山生まれ。釜山大学芸術学部美術学科西洋画専攻卒業。同大学大学院美術学修士及び博士課程修了。
主な展覧会に、「記憶された場所 – Pillarを探して」(スペース マンドク、釜山、2016)、「間、ルケLucke – ‘境界線を見るProject – One’」(金蓮山ギャラリー、釜山、2015)、「Memory Glomeration」(広島芸術センター、2015)、「Nexus – paper works Expressions」(黒沢美術館、福岡、2015)、「Mondegreen memory syndrome」(B-ART space、釜山、2014)などがある。


黒田大佑 /Daisuke Kuroda

黒田大佑 風 2011

風/2011

1982年 京都府福知山市 生まれ
2013年 広島市立大学大学院 芸術学研究科 総合造形芸術専攻(彫刻領域)修了。橋本平八「石に就て」の研究で博士号取得。作品制作の他に展覧会の企画運営もてがける。「チームやめよう」の主宰。
主な展覧会に「In Situ Project + 工場跡」(奈良、工場跡 2015)、「ヨコハマトリエンナーレ連携企画 BankART Life4 ー東アジアの夢ー」(横浜、BankART Studio NYK 2014)などがある。


ジョ・ジョンソン / Jongsung Jo

ジョ・ジョンソン シャンデリア

シャンデリア/2015

1977年釜山生まれ。ソウルを拠点に活動している。ドンア大学芸術大学美術学科韓国画専攻卒業。主な展覧会に、「雲外雲 夢外夢」(セウムアートスペース、ソウル、2015)、「ムービングアートプロジェクト、シアン」(ゴンアートスペース、シアン美術館、中国、2015)、「隠された視点、風景を歩く」(ゾヒョン画廊、釜山、2014)、「吟風弄月−士君子、風流に染まる」(ウォルジョン市立美術館、利川、2014)、「AMprojekt-Kunstwerkstätten」(AMprojekt、ベルリン、ドイツ、2014)、「Moving Triennal –Made in Busan」(旅客ターミナル、気象観測所、釜山、2014)、「屋上の政治 — 屋上民国」(オルタナティブスペース イポ、ソウル、2014)などがある。


ジョン・ユスン/Yooseung Jun

ジョン・ユソン フィンセント・ファン・ゴッホ ユブランドF1

フィンセント・ファン・ゴッホ ユブランドF1・/2015

1990年光州生まれ。全南大学芸術大学美術学科彫刻専攻卒業 。メディアからの二次創作。子供の頃に見ていたメディアの中の主人公たちのイメージや状況などを自分に置き換える作業をしている。メディアの中で見られる非現実的世界のイメージを借用し、自分自身を非現実世界の主人公として再構成する。
主な展覧会に「ユブランド」(ミテ・ウグロ、光州、2015)、「Residency 10」(群山支庁、2015)、「#D.Aオラ」(D.A.オラ、光州、2015)、「多多益美」(ムドンギャラリー、光州、2015)、「見て感じれば寄付になります」(ギャラリーチョイ、ソウル 、2014)、「大仁芸術市場、ミテ・ウグロ美術館に来る」(光州市立美術館、2014) などがある。


シン・ジヘ/ Jihye Shin

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記憶の収集/2011

1981年、馬山生まれ。秋渓芸術大学西洋学科卒業(ソウル)。ドイツミュンスター芸術大学修士卒業(公共美術)。主な展覧会に、個展「NORMALITY of < >」(ビアート、釜山、2015)、「ジンソクさん」(ホンティアートセンター、釜山, 2015)、「ICH……SIE」(ミュンスター芸術大学、ドイツ, 2013)、グループ展「VIVID DREAM」(クレイアーク金海美術館, 2015)、「NOW ART 釜山」(bexco 、釜山、2015)、「to some place」(ミブアートセンター、釜山、2015)、「VARIÉTÉ LIBERTÉ」(Kreativkai、ドイツ, 2014)などがある。


進藤 冬華/ Fuyuka shindo

進藤冬華 岩を持ち上げる 2015

岩を持ち上げる/2015

1975年札幌生まれ。北海道とその周辺地域の文化や歴史などを主なテーマに作品を制作している。
近年の個展に「鮭のウロコを取りながら」(北海道立北方民族博物館、2015)、近年のグループ展に「OurPlace~歩く・感じる・考える、私たちの生きる場所」(本郷新記念札幌彫刻美術館、2014)、「札幌国際芸術祭2014」(札幌駅前通地下歩行空間、2014)、「黄金町バザール2015」(初音ウイング、横浜、2015)など。


鈴木 淳/ Atsushi Suzuki

鈴木淳 なにもないということもない

なにもないということもない/2012

1962年福岡県北九州市生まれ。1987年熊本大学理学部生物学科卒業。場の見え方・考え方、人との関係性をずらしてゆく行為や私たちと日常との関係性を再構築する試みを、多種多様な表現方法で展開。近年は、場の特異性と普遍性を混在させた、写真や映像、さらに回転体を使ったインスタレーションを展開。個展、2012年第10回21世紀の作家―福岡「なにもない、ということもない/Not Nothing Here」(福岡市美術館)など。グループ展、2012年現代日本映像作品展「パリに笑壷を運ぶ」(パリ日本文化会館)など。


チームやめよう/ Team Yameyo

チームやめよう 違法駐輪やめよう

違法駐輪やめよう/2010

社会や人間関係が成熟するにつれて誰もがやめたほうが良いと思っていてもやめられないことが増えてきている。チームやめようは、こうした事が社会を蝕む元凶になっていることに着目し「やめたくてもやめられない」をテーマに活動している。
主な展覧会歴「チームやめよう個展 雑音やめよう2015」(広島芸術センター 2015)「オープン・スペース 2014エマージェンシーズ!024 チームやめよう」(ICC 東京都 2014)「チームやめよう個展 全部やめよう」(広島芸術センター 2014)「TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL Vol.8サウンドインスタレーション」最優秀賞受賞(TWS本郷 東京都 2013)


張小船/ Boat ZHANG Xiaochuan

張小船 Hokkaido Snow Shop

Hokkaido Snow Shop/2016

上海を拠点に活動するアーティスト。ロンドン大学ゴールドスミス校(修士)卒業。アートが日々の習慣をどう扱えるか、また、慣れてしまっている物事をほんの少し変えることで、既存のアイデア、ルール、型、規範を再考し、疑いを抱いてみることに興味がある。美術館やギャラリーの代わりに、公共空間で作品を展開するとを好む。その作品は主に、個人的な関係や、身体、映像、テキスト、プロセス、および場所の固有性に基づく。詩の創作も行い、ビジュアルの分野の中で、言語/テキストを観察している。イギリス、日本、中国で作品を発表している。さっぽろ天神山アートスタジオ国際公募プログラム(2016)に参加。


七搦 綾乃/ Ayano Nanakarage

七搦 綾乃 rainbow edge  2015

rainbows edge/2015

1987年、鹿児島生まれ。枯れゆく自然物をモチーフに木彫作品を制作している。
主な展覧会に「第10回 shiseido art egg」(資生堂ギャラリー、東京、2016)、「特別Gセレクション Cos’è l’Arte?【Prologo】 −confine−/なにがアートなの?【序章】−境界−」(ギャラリーG、広島、2016)、「対馬アートファンタジア」(長崎県対馬市、 2013〜2015)、「THE ART FAIR +PLUS–ULTRA 2014」(スパイラルガーデン、東京、2014)、「Island」(Space DOT 、釜山、韓国、2015)などがある。


西原 尚 / Nao Nishihara

西原尚 ピアノのための習作

ピアノのための習作/2011

音を頼りに歩を進めながら、世界の音に耳を傾ける。音の研究、美術、録音、パフォーマンス、楽器制作、など。
最近の展示、「Ende Tymes VI」(2016、Knockdown Center NYC)、「六本木クロッシング2016」(2016、森美術館)、「IDIO Soundlab」(個展、IDIO gallery、NYC)、「耳のみち」(個展、2015、Bethanien ベルリン)、「燈著你回來」(2015、台北)など。またパフォーマンスも各所で展開(目下滞在中のNYでは、Experimental Intermedia、Harvestworks、WhiteBox、Queens Museum、Judson Memorial Church、等)。2015年ACCグラント。共訳書に『サウンドアート』『ミュージック』。http://nishiharanao.blogspot.jp/


潘 逸舟/ Ishu Han

潘逸舟 musical chair 2015

Musical Chairs/2015

1987年中国上海生まれ。2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。個人と社会の関係性を主なテーマとして作品を制作している。
主な展覧会に「As far as I know」
(アラタニウラノ、東京、2016)、「In the wake」(ボストン美術館、2015)、「アジア•アナーキー•アライアンス」(關渡美術館、台北、2014)、「Local Future」(何香凝美術館、深圳、2013)などがある。photo by Nobutada Omote2014年アジアン•カルチュラル•カウンシル個人助成。


丸橋 光生/ Mitsuo Maruhashi

丸橋光生 The Twilight

The Twilight/2012

1982 年生まれ。2008 年広島市立大学芸術学部彫刻専攻卒業。2010 年広島市立大学大学院博士前期課程彫刻専攻修了。最近は人間の視覚をテーマに、透明フィルムにピンボケの写真を印刷した作品や、小型の高解像度液晶モニタを使った作品を制作している。
主な最近の展覧会に「Gorgissimo!」( Réunion、チューリッヒ、2015)、「TSUSHIMA ART FANTASIA in BUSAN」(Catoric Center Gallery、釡山、2015)、
「SUNDOWNER」(CIRCUIT21、テキサス、2014)、「GAMEX」(日本大使館、メキシコシティ、2014)、などがある。


三原 聡一郎 / Soichiro Mihara

三原聡一郎 空白のプロジェクト#1>を越える為の余白

<空白のプロジェクト#1>を越える為の余白/2013

1音、泡、放射線、虹、微生物、苔など多様なメディア を用いて、世界に対して開かれたシステムを芸術として提示している。2011年より、テクノロジーと社会の関係性を考察するために空白をテーマにしたプロジェクトを国内外で展開中。またこれまでに音楽家 大友良英、美術家 毛
利悠子、電子楽器開発者 斉田一樹らと共同制作するなど、他分野とのコラボレーションにも取り組む。芸術領域以外にも、未来の芸術への可能性として触覚に注目し「触感普及活動テクタイル」を通じての科学者との議論、生命科学の芸術的実践の為に西オーストラリア大学のバイオアートラボSymbioticAで滞在制作を行うなど、多岐に亙る実践を行っている。
近年の主な個展に「空白に満ちた場所」(2016、京都芸術センター、日本)、グループ展に「科学と芸術の素」(2015-16, アルスエレクトロニカセンター、リンツ)「札幌国際芸術祭」(2014, 芸術の森内有島旧邸、札幌)などがある。


迎 英里子/ Eriko Mukai

迎英里子 アプローチ 0

アプローチ0/2014

1990 年、兵庫県生まれ。2015 年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了。石油採掘や食肉の流通、雨が降るメカニズムなど見えない社会や自然の現象をモチーフにして、手作りの装置を用いたパフォーマンスを行い、物事の理解についてアプローチする。
主な展覧会に「アプローチ 2 (石油)」(Gallery PARC 京都 2016)、「アキバタマビ21特別企画展 捨象考」(3331 Arts Chiyoda アキバタマビ 21 東京 2015)、「approach1(original) approach1 (archive)」(Alainistheonlyone gallery 東京 2015)などがある。


山本 糾/ Tadasu Yamamoto

山本糾何も遮るもののない場所 7

何も遮るもののない場所 7/2015

1950年 香川県生まれ 大型カメラで、写真で世界を記述することの可能性を探求してしている。
主な展覧会「第一回所沢ビエンナーレ ”引込線”」埼玉県 2009、 「First Tokorozawa Biennial “Railroad Siding”」 Saitama Prefecture 2009、「光・水・電気」豊田市美術館 2012、「何も遮るもののない場所」ギャラリー・ハシモト 東京 2016、「Place without obstruction」Gyallery Hashimoto Tokyo 2016などがある。


WATAGATA 対馬アートキャンプ/ WATAGATA Tsushima Art Camp

WATAGATA Tsushima Art Camp

「WATAGATA対馬アートキャンプ」は「WATAGATAアートフェスティバル2016」の一環としておこなわれる。本年度は釜山とソウル、福岡と広島の芸術家が参加して「対馬アートファンタジア2016」に展示される作品をレジデンス方式で制作する。自然と歴史と共にするキャンピングを通じて様々なワークショップと交流プログラムをおこなう。作品展示は「対馬アートファンタジア2016」以後、福岡、釜山などへ巡回展示を予定。
※本キャンプを主催する「WATAGATA Arts Network」は主に福岡と釜山の芸術家交流をおこなう組織で、双方の都市に事務局がある。2010年から往き来(韓国語でワッタガッタ)しながら、アートスペースツアー、ワークショップ、シンポジウム、作品展示、パフォーミングアーツ共同制作等を実施。2014年には「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ」(福岡アジア美術館)に参加。

https://watagatainfo.wordpress.com/